多々良沼にて
2018-07-05


★ 今日の ”風景画”

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★ 今日の”鳥さん”

       * カワセミ 三態

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    * コサメビタキ 一題

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(平野氏撮影)

ついに、ヒナが巣立ったようだ.....
この画像が巣立ち前の最後の親子の姿になってしまった....
この写真を平野氏が撮ったのが7月3日、そして7月5日の朝、同氏が営巣場所に確認に行った時には、すでに巣の中にはヒナの姿が見られなかったという.....
ということは、7月の4日に巣立った可能性が一番高い......
残念ながら、7月4日は強風が吹いていたせいなどもあり、油断して私も行きそ びれてしまった......
結果的には、サンコウチョウに続き、今回もまた不覚をとるという失態を演じ てしまうことになり非常に残念であるが、ヒナ達が無事に巣立つことできた ことは それはそれで喜ばしいことである....
4羽のヒナ達が無事生長して親鳥になってくれることを祈るばかりである.....
しかし、巣立ったとは言え、やっと飛べるかどうかの幼いヒナ達である.....
昨日今日の雨や風の中で果たして体力を維持出来たかどうか.....
それを考えると一抹の不安が脳裏をよぎるのもまた事実である.....
しかし、人間である私がいくら心配したところでどうにかなるものでもない....
野生の生命力は、そんなに柔なものではないと信じつつたくましく生きて行っ てくれることを願う他はない......
成鳥になって是非来年も当地に飛来してほしいものである.....

コサメビタキに関しては、これまでは春秋の通過鳥という視点でしか捉えてこ なかったが、今回のような ごく手近な低地での繁殖の実態を目の当たりにす  ると、これまでのコサメビタキに対する認識を改めざるを得なくなった....
思えば、コサメビタキの求愛行動らしき動きから、もしかしたら この周辺での 繁殖もあるかもしれないとそれとなく思ったのが始まりであったわけだが、 それが思いも寄らない偶然という形で巣の発見へとつながり今日に至ったわ けである....
 まったく、思いがけない嬉しい偶然の出会いであった.....
今回の観察を通して低地でのコサメビタキの繁殖の様子を多少也とも垣間見る ことができたことは大きな収穫であった......
来季は、それなりの構えでコサメビタキという鳥に向き合いたいと思う.....

★ 今日の ”お花さん”

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